ローカルな回転/空丸
に対する防備です
世界の本質を知ることです
あたりまえを問い返すことです
自身を掘り返すことです
欠伸が出たら寝るのです
素直に自身に従えることが羨ましいです
羽根布団
時空は常に個人的だ
いつしか 重いものを抱え
人が生きていることを知る
星空の漂いに
何者でもないことを知りつつ
書いている
意味も無意味もなく
ただ有ることに ただ無くなることに
いちいち文字を選ぶ
深淵は何もかも眠らせる
春
雪解けだろうか
水の音で
目覚め
飛沫をあげながら山を下っていく
滝となって 川となって 水路となって
私の血は逃げ場を
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