うまれる/
水宮うみ
校庭の日かげで涼しい風浴びた
いつまでも響く十七音だった
雪解けのように時間が解いた問い
読んだ人それぞれにうまれるフィクション
その週に周囲の鯛を調べたい
旅人のビートが日々に響くんだ
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