詩の日めくり 二〇一六年四月一日─三十一日/田中宏輔
くの感性や感覚が鈍いのかもしれない。
これから塾へ。そのまえに、なんか食べよう。塾の帰りは日知庵に飲みに行く。
吉野家でカレーライスを頼んで食べたのだが、そのカレーライスに、綾子と名前をつけて食べてみた。味は変わらなかったけれど、自分が気が狂っているような雰囲気が出てスリリングだった。こんどからは、むかし付き合った男の子たちの名前をつけて、こころのなかで、その名前をつぶやきながら食べよう。
レッキーの『反逆航路』ちょっと読んだだけだけど、これは、言語実験したかったのかなと思う。その実験のためにSFの意匠を借りたのではないかと思われる。どかな。そろそろクスリのんで寝る。おやすみ
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