詩の日めくり 二〇一六年三月一日─三十一日/田中宏輔
るほどまでに言葉を酷使することではない。
2009年4月15日メモ
おそらく無意識はさまざまなことを同時にすることができるのであろう、
身体でリズムを取りながら、口が歌を歌い、手が熱したフライパンのなかに
殻を割った卵の中身を落とすように。
しかし、意識はさまざまなことを同時にすることができない。
すくなくとも、どのことも同じぐらい集中して意識することはできない。
二〇一六年三月二十三日 「poke」
とてもすてきな方から poke が毎日のようにある。彼はストレートだと思うのだけれど。どう思えばいいのかな? なんか高校生のときのような
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