詩の日めくり 二〇一六年三月一日─三十一日/田中宏輔
友だちには言ったらしいのだけれど
「そんなん、ふつうにあることやん」
と言われたらしい。
たしかに
ぼくも
高校生のとき
社会の先生に呼び出されて
太ももをなでられたことがあったけれど。
ううううん。
みんな、そんな体験してるのかなあ。
二〇一六年三月十九日 「図書館の掟。」
きょうは、つぎに思潮社オンデマンドから出す詩集『図書館の掟。』の編集をしていたのだけど、体調めっちゃ悪し。これからお風呂に入って、身体をほぐす。
二〇一六年三月二十日 「きのうのぼくと、きょうのぼくは別人なのかな。」
10分ほどまえに、日知庵
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