詩の日めくり 二〇一六年二月一日─三十一日/田中宏輔
春を待つ実でいっぱいだ。
血のように樹液を滴らせながら、ゾンビ恋人たちは抱き締め合う。
ゾンビ恋人たちのあいだで、無数の春が咲きほこる。
寝るまえにクスリのチェックしたら、2つ替わってた。どんな状態で眠るのかわからないので、11時ジャストに服用することにした。1錠だけじゃなかったのね。ドキドキ。
二〇一六年二月九日 「哲学の慰め」
12時に眠った。3時半に起きた。腕の痛みで。痛みがなければ、もう少し寝れたと思う。
ようやくカミングズの詩と童話を読み終わった。肘の関節痛で、お昼から横になって、苦しんでいて、なかなか本を手にできなかったため。これから塾に行くま
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