詩の日めくり 二〇一五年十三月一日─三十一日/田中宏輔
四条大宮で
パチンコ
ありゃ
不良だったのかな、わら
バカ
意味なしに、バカ。
どうして光は思い出すんだろう
どうして光は忘れないのだろう
光はすべてを憶えてる
光はなにひとつ忘れない
なぜなら、光はけっして直進しないからである。
二〇一五年十三月二十四日 「どろどろになる夢を見た。」
焼死と
変死と
飢え死にとだったら
どれがいい?
って、たずねたら
魚人くんが
変死ですね。
って、
と
ぼくも。
と
言うと
アラちゃんが
勝手に
「ぼく安楽死」と名言。
じゃない
明言。
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