批評05/4/22/黒川排除 (oldsoup)
ことは呼吸を想起させることでもある、かどうかは断言出来ないにせよ、加えて、半角スペースによる区切りを見るにいたっては、そうであると断言せざるを得ない。ところがその割にはご体裁的な改行と空白である。いくらかなめらかな発音をし、または心がけているひとでも、話の途中途中にしゃっくりをされたのでは耳障りだし、そのしゃっくりばかりに気を取られる。おなじようなことがこの詩でも起こっている。しゃっくりは治そうと思ってもそうそう治るものではない。しかしいつの間にか治っているのである。しゃっくりごときで死を考えるひとはいない。治すためには生活を続けなければならない。だから今列挙したすべてのひともそうでないひとも、おれに四の五のケチを付けられたからといって一喜一憂したりoldsoup死ねと思ったりしないで、詩を書くことを根気よく続けていって欲しいもんである。
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