存在と自由のアンチテーゼ/
トノモトショウ
雨
泳ぐ鳥
結晶化して
飼い慣らす肉塊
風待ちの長い眠りが
ゆらゆらと輪郭を奪えど
此処に在るものが完全だった
強迫観念の裏側に沈殿するエチル
一定のスピードで網膜を焼こうとする
ベルベットの闇に遮られた無菌室で発狂だ
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
左手がソンザイを掴む 核 右手がジユウを撫でる
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
[
次のページ
]
戻る
編
削
Point
(2)