鏡面/
viraj
罪の数だけ歌って星が降るよ 涙零した背中だけ
手に濡らし揺らす痛みあなたを前に少しほどけて
彼方に馳せるその告解の薄く白いベールは揺れ
一人去り行くあなたの足音
静寂 数多小さな夜を照らして 瞳にうつる 嘆きを許している
あなたの行く先まだ見つめていること
光線交わり 浮かぶ笑みさえ
果て無きをまだここに一つ
鏡面 くゆる煙にもに ただそこにいるあなたよ
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