今日の/madoka
 
柔らかくもなく
冷たくもない
ただただ浮遊している毎日で
これがホントの私の場所なような気もするけど
生温い温度は心地よすぎて
感覚がどうしても鈍ってしまう
立ち上がるもなにも私は
すでに立っていて
その次に何をすればいいのかが
分からない

追ってくる静かな足音だけは
私の耳に響く
再起不能と名付けた貴方の精神は
今では何事もなかったような顔で
笑っている
元気?
なんて言葉が大嫌いで
私はどうしようもなくなる
日々のなかにある幾つもの
肯定と否定
この私を捨てていく生ゴミの日
本当のことなんて誰が決めるんだろう
無罪にたりたいがため
必死の自己肯定

意地悪になりたいがため
無心の他人否定

・・・あと何日?

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