詩の日めくり 二〇一五年四月一日─三十一日/田中宏輔
その中に雨をもった太陽、
(エズラ・パウンド『詩篇』第四篇、岩崎良三訳)
光りの光りにこそ真の徳がある
(エズラ・パウンド『詩篇』第七十四篇、新倉俊一訳)
〇
ばらばらのものがいまいちど寄せあつめられた。
(エズラ・パウンド『詩篇』第七十六篇、新倉俊一訳)
幸運は続かないことをすべてのものが語っている
(エズラ・パウンド『詩篇』第七十六篇、新倉俊一訳)
雨もまた「道」の一部
(エズラ・パウンド『詩篇』第七十四篇、新倉俊一訳)
風もまた「道」の一部
(エズラ・パウンド『詩篇』第七十四篇、新倉俊一訳)
離れられるものは「
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