死体のように君を観ていない/瓜田タカヤ
 
死体のように君を観ていない 

死体のように君を観ていない
何々製のダルながいチューブだとっか
呼吸の存在皮膜はいらね

クリンと半回転背中打ち付けて
咳込む日々はポテチクってばっか

愛のビュー フーリンチュー
木材置き場の陰で
サングラスかけてる露出狂の
オネイサン

ああいとしいとし振動ロック
薄く瞼ゆめぬ
君の水着は何で濡れてるの

ちかずきたくて
何もなくて 家に帰って
扉もたれて愛してみる

それは浅瀬でボートに乗り込んで
そうして適当なお菓子を選んでる
お空の黒い青空が笑ってました
僕の濡れた刃物は熱を持ちたがっています  


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