年の瀬2020/はだいろ
つある。
輝いた記憶にすがり、自分で満足できなくなっているだけなのだ。
寄席は後半はまるで行けなかった。
ライブも当然行けなかった。
映画は1席空けて観られるのは逆に快適だった。
たくさん見たけれど、あまり良いものはなかった。
BSで見た、ヒッチコックや「ガンジー」なんか、
本当に素晴らしかった。
でも、時間の評価に耐えた名作と、
今の時代の新作を比べるのもフェアではないだろう。
たとえいいものになかなか出会えなくても、
新作を見ることは、とてもとても大事だと思う。
外は寒い風が吹きすさんでいる。
早く年を取りたい、そればかり考えている1年だったように思う
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