詩の日めくり 二〇一四年十二月一日─三十一日/田中宏輔
 
貧しさが、そうさせているのでしょうけれど
この逸話を
立ち飲み屋で
おもしろそうに話している若い男の子に
「無事に帰れてよかったね。」

ぼくは言いました。
中盤から終わりにかけての情景
まるで映画のよう
そういえば
冒頭のシーンも映画のひとコマのよう。
とても映像的で
シリアスなのに
ユーモラスでもありました。
楽しい話でしたね。
いま部屋で、キーボードを打ち込んでいるのですが
なんだか、外に出て行きたくなっちゃいました。
公園は寒いから
古書店めぐりでもしようかな。
あ、いま気がつきましけれども
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