美学/
ひだかたけし
ふう
どうしようもねぇな
この寒さは
孤独が過ぎて
凍えちまうよ
慕い親しみ忍んで孤独
夕の巨大な富士ヤマの如く
この身に迫り来るけれど
やっぱり耐えていくしかない、んだな
自ら選んだそれならば
痩せ我慢でも
高貴を貫き
点々と詩を辿っていく
それが我が人生の美学なり、
ってか
ふう
それにしても
どうしようもねぇな
この寒さは
孤独が過ぎて
凍えちまうよ
孤独が過ぎて
凍えちまうよ
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