最近どうも/道草次郎
た。しかし、今の気持ちはもうあまり卑屈ではありません。ぼくの心はすこし整いました。どうも、こういう心模様を文頭と文末に於いて語るとはずいぶん節操の無いことではあります。しかしこうした事すらここでは許されるのだと、そう、高を括るだけの厚かましさは幸い持ち合わせています。
素晴らしい詩と詩人たち、それらが存在することの得難さと有り難さがむしろ今は感じられます。
良いものは、良いままに。美しいものは、美しいままに。そして、憎むものは憎むべき時に憎む。それのみを心に留め、今夜は筆をおこうと思います。ここまで読んで下さった方へ、篤くお礼申し上げます。
戻る 編 削 Point(4)