一番星・オメガΩ その他/道草次郎
 
空に、
光るもの。
心がわなわなする。
詩がキラキラしている。まるで星砂のよう。
河原で拾った石は持ち帰ったらおにぎりだった。段々露骨にオゾンの匂いになっていく。
とても慎重に生きていてしまうといつしか饒舌な雀となってしまう。
裏を返して表だと言い張ると、鬼が来て我々を串刺しにする。その様子を見ながら閻魔は、月刊地獄新聞のインタヴューに応じている。
狂ったら正常な大聖堂だ。
神経など古生代に閉じ込めておけばよかった。
隕石がたくさん降りすぎて海水はだから退屈だったんだ。
それと無く、生命は誕生した。
でもまた生命も飽きられてしまった。
ホモ・サピエンスに魂が宿り、菌糸類にも
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