むすぶ みち/玉兎
 


わたしが ゆくべきみちを
きみが ゆくべきみちを
いまは べつべつの ばしょで

うなずきながら
ほほえみながら
つまづきながら
きみの こころ
かんじながら
きょりから うまれる
わたしたちの みちを

あしもと ふりかえれば
くっきりと ここまでの ライン
ときおり てをつないでは
やわらかな おもいで
また あるく いっぽ
あした あしたと
むすんでゆく


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