詩の日めくり 二〇一四年六月一日─三十一日/田中宏輔
まいまいませんか? 人間はひとりひとり、自分の好みの地獄の中に住んでいる。
世界が音楽のように美しくなれば、音楽のほうが美しくなくなるような気がするんやけど、どやろか? まっ、じっさいのところ、わからんけどねえ。笑。 バリ、行ったことない。中身は、どうでもええ。風景の伝染病。恋人たちは、ジタバタしたはる。インド人。 想像のブラやなんて、いやらしい。いつでも、つけてや。笑。ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。
ケルンのよかマンボウ。あるいは、神は徘徊する金魚の群れ。 moumou と sousou の金魚たち。 リンゴも赤いし、金魚も赤いわ。蟹、われと戯れて。 ぼくの詩を読んで死ねます。か。
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