子供達に贈る詩/
おろはげめがね
君の未来が見たい
そう、つぶやいて砂をまく
砂が降る
いっそ、海に溺れよう
そんな言葉を僕が覚えたらこの世に悲しみが増えた
朝を迎えるために、夜が更けていく
それでも、死んでしまう月があるように
思い入れのない者たちの死にさえ涙できるのは愛なのだろうか
永遠に手に入らない宝石の輝きを見せつけられて
光を見たいと願って恋をする
君の未来が見たいと願っている
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