道/
アニュリタ
ぼんやりと遠くから来る足音よ
死かと思えばただの美少女
故郷はこの世にはなし吾もまた
さすらうばかりの足音なりき
この道を歩き疲れて立ち止まり
ジョニ黒を呑み振り仰ぐ空
いい加減疲れたよなあため息も
もう面倒です早く寝たいよ
この道は何処へと
続く道なのかなあと思って
ライン、ポチる夜
月もなく星も無き夜は電柱の
肌を触ってしばし安らぐ
マンホールの上に立ちたる幽霊に
こんばんは。と言いすれ違う夜
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