11月1日所感(つれづれ)/道草次郎
 
の残骸だ。打ち捨てられたロケット発射場の錆びた鉄くずだ。

ところが本当のほんとうの所はこの煩悩から免れたくて、ほんとうはこどもに読ませられる詩を書きたい、それだけのため生きている。それしかない、ともいえる。もうぼくには。

と、ここまでじつにつまらない駄文を書き連ねて来てしまった。ここらへんで少し休憩を挟む。



自分が今まで出会った中にはそれほど良い人も悪い人もいなかった。これはたまたまそうだったのか、それとも、世の中にはもっと色々な人間がいるのだからそんなのは一面しか見ていない人間の感想だと言われてしまうのか、それは分からない。

もっともどの場所にも尊敬に値する人は
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