伐採/
山人
れたのだ。
午後四時、各自がもう一本という時間帯ではあったが、終わりにしようと声掛けした。あともう一本という焦りが事故につながる可能性がないとは言えない。余った時間はチェーンソーをいたわる時間にしてもいいはずだ。
どんなにきつく危険な仕事であっても、最後は笑い飛ばし、ジョークを言い合う仲間がいる。それだけでも少しは救われるのだ。
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