つまらない雑文/道草次郎
腹を暖めていたら、渋りもだいぶ収まってきた。暖かさというのは、ほんとにいいものだ。太陽も湯たんぽも炬燵もみんなあたたかい。冷たい太陽なんて誰だって御免だろう。
色んなことがつらかったり、そうでなくても面白くなかったりとそんな事ばかりだが、少しはこの暖かさを見習いたいものだ。なんでもいいのだ。良いと思ったものは、なんでも。石にでも教えを請いたいぐらいだ。今は、そんな気分なのだ。
たくさん、反省しなきゃなあと思ったりする。
あんまり悪いことを重ねて来た気もする。
自分という存在はどういうものかな、とおもう。何かについて何かをおもう。こういうのも、死人にはできない。死んだら、ぼう
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