英詩を書き始めて思ったこと。/月夜乃海花
 
したかったのはそういう話ではなくて!
日本の詩と英詩のあからさまな違いに
気づいてしまったのです。

そう、オノマトペです。
さらさら、ぐらぐら、どろどろ、ゆあゆあーん。
これらの文章を翻訳に入れたら
どうなると思いますか?

例えば、
さらさら、さらさら
を翻訳に入れてみます。

結果。
dry,dry,dry

いや、どんだけ乾いてるんだよ。
しかもさらさらは2回しか言ってないのに
dryは3回連呼するのか。

ちなみに中原中也の
ゆあーん、ゆよーん、ゆあゆよん、は
Yoo-hoo, yoo-hoo, yoo-hoo...
となるようです。
やまびこみたいですね。
面白いけれどそれは海外の人に通じるのか?

日本語のオノマトペは面白いです。
詩人の誰かが言っていました。
誰も思いつかないオノマトペを書くのが詩人だと。
ええ、非常にかっこいいですね。

でも、英詩だとどうしたらいいんですかぁぁぁぁ!
私の心がおわぁ、おわぁです。
これからも精進します。はい。
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