あたかも 森が海を恋しがるかのように/るるりら
 
や 時計をみることも 音を聞くことも難しくなった
暗闇で とうさんを呼ぶあなたは
まるで 森が海を恋しがっているかのよう
私の顔が十時十分だか八時二十分だか 
あなたには 知る方法がない
たとえ一メールの距離に居ても 解らない

そして

どなってしまうのです
「ごはんができたよ」とか そんな些細なお知らせを
どなってしまうのです

煮える喉 からみつく私の思いに 
鏡にうつった 苦味ばしった苦痛の顔に
教えてあげよう
「わたしの感情なんて ただの記号です。」

エモーションよ
風に
なれ
海に
なれ








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即興ゴルコンダ(仮)という即興詩のサイト参加作品です。
このサイトは同じ題名で 詩を提出しあいます。今回のお題は、わたくし るるりらが出させていただきました。ふるってご参加くださいませ

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