あなたの心が今ある運命を受け入れられず、これから来る悲劇をも自分で決められないことに絶望したなら。/竜門勇気
が残した僕への言葉は3つ。「一生懸命やってるとだいたい大丈夫。」「(死ぬのは)仕方ないだろ?」「***を(母。普段はお母さん、と呼んでいた。)頼むな。」
父は幸せだったのか?死のあと僕らは再び出会うのか?
1d100!1d100!
僕は大好きなあのこが結婚したとき、ようやくこの悪癖をやめた。
仕事に行く前にカラコロと音を立てるスマートフォンを見ていて、結局は自分が他人の不幸でなれるわけもない理想の人物になれる可能性を高めたいと祈ってるのだと思い始めたからだった。
でも、その実感を得るために必要な期間であったのだと思う。
僕は誰かがいる場所が羨ましくて、その立場に立ってもないくせにデ
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