夢幻の話/道草次郎
 
模な混沌の中においてそれよりも小さな秩序を必要とする…宇宙の大規模構造すらそれより上位の混沌の中のひとつの秩序にすぎない……永遠階層、虚無螺旋、無限生滅、神の設えた円環図書館、虚数空間のパーティー、粒子崩壊の碧い俤……アンドロメダ星雲が希求するコスモスへの思念が夢を見させ、その夢による混迷は既に新たなる星団復活の予兆を胚胎している…



「扁平足の実存主義者」


生者であることは、というより宇宙の内容物である限りは、この秩序=コスモスへの希求から脱することは不可避。フカヒ。ふかひ。嗚呼、太陽が眩しい!!それと、銀河も同じぐらいに!!



「対称性の中の逆説の中の非
[次のページ]
戻る   Point(3)