【家庭の詩学】 #5 「エス」のはなし/043BLUE
まり「混沌」に「秩序」を与えてゆくということです。ぼくにとって「詩」を書く行為は、まさに「隠された自己」とのコミュニケーションであり、「普遍的無意識」にまで進むときにそれは、「他者との時空を超えたコミュニケーション」を取ることのできる手段であると考えます。ぼくは、ぼくの中の「混沌」、潜在的な自己に「秩序」を与えてゆきたい、自分が何者なのか、世界が何者なのか、これからも問い続けてゆきたいのです。「コスモス」を創造したい。・・そしてぼくは思うのです、そもそも、ぼくらに、まるでそれが生きるための必然であるかのように「詩」を書くよう突き動かしている「力」の正体、それこそ「普遍的無意識」の果てしない奥底から
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