ウィズ,ワンダーランド/アラガイs
長い年月の物語から詩を興してみようとは思わない。小説家になった小木は番組の放送作家の仕事もこなしている。ドキュメンタリーとか科学とか、自然環境の番組だって資料集めを考えるとたいへんだろうな。たいしたもんだよ。その点詩とかは楽なもんだよ。事実を追いかけなくてもいいんだからね。 そんな話しをしている最中にも太陽フレアがちょっとした爆発を繰り返したらしい。AM.02.00から明け方にかけて電子機器の不具合に注意喚起を呼びかけるメッセージがスマフォに入っていた。
物語を書き始めると詩のことなんてかまってられない。確かにそうだろうな。 ‥‥いちいち表現の解釈を説明書きに費やしていたらきりがない
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