かたくなな 個であるかぎり 変ることはない ゆるやかな 流れのごとく 泣きながら行け 夜の空にいっしゅんよぎる 星のように 泣きながら変れ
季節は変る 春は華やぎ 夏は懐かしい 秋は明かされぬ秘密 冬は深く心に積もって そうして人の 変化を助けて
繰り返される変化 繰り言のように何度も何度でも 括られて 縊られて そうした苦しみのなかで 生きるため 繰り返す変化 繰り言でもかまわずに 何度も 何度でも