過ぎて去りし日々を/こたきひろし
夢は桃色に掛かる幻の橋だった
過ぎて去った日々を振り返る事は誰にでも起こる
それは今が幸せに包まれているからか
それとも不幸の底で苦しみあえいでいるせいか
過ぎて去った日々を振り返る事は誰にでも起こるけれど
その原因と理由は人それぞれ
人さまざま
だからいいのさ
だからいいんだよ
この旅の終わりは
誰も想像つかない
何の前触れもなくいきなりかもしれないんだ
それともゆっくりとじわじわと迫って来るかもわからない
すべては人それぞれで
人さまざまだから
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