有頂天/
moote
僕は空気を見つめ
無ってものはこういうことだと思った
あぁ僕は分かってしまったよ
僕は無を見つめる
それも昔のようにそこに無という何か有形があるとも思わない
それこそ空気のように
見えやしないのだ
だけど僕は無を見つめる
ああ!無さえ見つめない!
無を見つめていたら
無を見つめている何か無ではないものが入り交じる!
無が気になりながらも
私は無さえ見なかった
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