決闘か人殺しか(あるいはみみっちい小競り合いか)/ホロウ・シカエルボク
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俺の脳下垂体のギャング共はギリギリの遊びが大好きで毎日大騒ぎしてる
一発だけ抜かれたロシアンルーレットとかね、そういうやつ
おかげで俺の脳内は言葉の腐乱死体だらけだ、処理班たちは悲鳴を上げながら
彼らの酷く無意味な死についてあれこれと思いを巡らせる
それからそんな死は別にここに限ったことじゃないと気づいて震え上がるんだ
俺がこんなことを言うとお前はどの面下げてそんな口を聞いてるんだというやつが居る
俺が聞きたいのはどうしてそいつらは俺がすぐ上から話してると思えるのかってことさ
卑屈になる暇があるんなら本当に考えて動いてみることだね、それしかない
俺は俺が話すべきことを話しているだけさ、これまでずっと真剣に生きてきたからね
そうさ、やり返してくれりゃいいんだ、正当な美しい手段でね
俺はいつだって心からの拍手をする準備は出来てるんだぜ
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