決闘か人殺しか(あるいはみみっちい小競り合いか)/ホロウ・シカエルボク
 
状に生まれ変わる
それから必要な時が訪れるまでそこで流れを見つめ続けているのさ
俺はそれを拾い上げるタイミングを誰かに教えてもらったことなんかないよ

必要とされるある作業が円滑に進められるようになる、それは進化なんだ
生命としてひとつ上のステージにあがったというわけさ、もちろん
自分のやるべきことをきちんと理解していなければ進化でも退化でもない変化だ
頭で考える必要はない、すべての感覚がそれを求めていれば
どこかから投げつけられるささやかなサインは必ずキャッチすることが出来る

強く瞬きをしてお前らが成功と崇めている連中をまじまじと見てごらんよ
ぶくぶくと醜く肥えてまるで趣
[次のページ]
戻る   Point(2)