デカメロン/アニュリタ
 
いので、乳首が見えていましたし、下半身には黒いレースのパンティーを履いていました。
 「私はヒロミ。あなた、やってみる?」
 と言われて、私は何のことだかわからなかったのですが、後ろにいた、連れの女性がトントン、と肩をたたいて合図します。(やれ)、という意味です。
 「はい。お願います。」と、私は答えました。
 すると、その女性よりさらに背の高い、筋肉も隆々の女性がいつの間にか横に来ていて、微笑んで言いました。
 「そう。私も手が空いているから、一緒にやってやるよ。私はサエコっていうの。覚えてね。」
 優しい声なのですが、なにか企んでいるような、面白がっているような響きが混じっています
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