アイ・ガット・リズム/ホロウ・シカエルボク
 
を試してその中から最良のものを選択した人間だけに言える言葉だ、それはもっとも日常から遠い概念だ、本棚が空っぽなことを自慢するべきではない、だから本屋に行く、たくさんの本が置いてあるところに、スワイプやスクロールで読むものは奥深くまで入って来ることはない、それがどうしてなのかは判らない、古い人間だからかもしれない、もしそうじゃないのであれば、そこにはリズムが生まれにくいからだ、リズムだった、リズムと共に生きてきた、そしてそれはこれからもずっとそうだろう、リズムの為にキーボードはノックされ、ワードは埋め尽くされるだろう、新しく手に入れたものはなかった、けれど、新しく何かを書くことは出来るだろう。


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