俺の書くものは零点でいいからよ/
こたきひろし
麻雀にのめり込んで頽廃的な生活に明け暮れる男たち
賭け金がなくなって
最後に自分の最愛の女を賭けてしまった中年の男
勝ってそれを手に入れた老人
負けてその場から出ていく中年の男
茫然として見送る女
別にそれを見たから
俺の博打好きに拍車がかかった訳じゃないが
痺れたな
この俺に博打の才能なんて有るわけない
ただただ俺の遺伝子に組み込まれていてしまっていただけさ
だけなのさ
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