独裁者/りゅうさん
ひたすら迷惑とか言われてもね
君たちは僕の迷惑を考えたことが一度でもあったでしょうかと
これだけ同時に人がものを言えばそれはうるさい
かつては著名人だけが発信者であったころはまとまっていたものが
海辺の砂粒のように小さな小人たちが好き勝手言い始めれば
ことが面倒になるのはここからで
彼らは誰もかれも道徳の天才ではなく
ああ、言わせてもらえば軒並み口を縫い付けてやりたい
といえばそれは文字だから
指を針で刺してやりたい
途端にスプラッタになってきたんですが
いあ、そう思ってしまうのは致し方ないというところから始めよう
解決策は小人の知的水準を上げることか
それは無謀だから
やはり独裁者が出てくることになるのかねぇ
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