青い空に移った宇宙的走馬灯/viraj
 
通常マイナスの存在である。

しかし、人が個として目覚め、生きる責任をしった時、その人はゼロになる。

そして、さらにこの世界の闇を見つめ、闇の中を潜り抜けたとき、その人は二度生まれ、プラス1の存在となる。

私は今、新しく、二度生まれようとしている。

あの青い空にいる方の瞳には、私がたどった人生の軌跡が誤ることなく移っていた。

そして、何生もに渡って歩んできた私の人生が走馬灯のように、それが刻まれた本能から、細胞から湧き上がってくるのであった。


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