労働/
ミナト 螢
ヘルメットの惑星を被ったら
最後まで走ろう
地図のない夜を越えて
景色が全て道路に見えていく
ひとつの荷物を運ぶのに
たくさんの手を借りているほど
ヘルメットの重力を感じながら
僕も繋げて行きたい
転がる時間を守ってくれる
約束も責任も全て
誰かのために果たして
生まれる幸せが
返事のない夜を抜けて
続きますように
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