木霊(改訂)/
ひだかたけし
北風が吹いている
冷ややかな晴天に包まれて
真冬の気配が漂っている
僕は相変わらず臥せっていて
君の姿は遠くある
遠く響く君の声
僕は抱きしめ此処に居る
)君、ぼくたちはどこから来てどこへ行くのだろう?
冬日の余韻が木霊する
懐かしく ただ懐かしく
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