バカで愚かでしあわせな夜を、夜を/秋葉竹
 

どこから流れたのかこの血は、

いない人を捜すのですね?
それも心の中の窓をひとつひとつ訪ね

太陽の光を浴びた犬が元気に駆けてくる
そんな暖かい温もりが光り輝き

むろん、そんなもの、ただの夢の物語だから
真っ白な光にフェードアウトしてゆく

そんなのさ、死にたくなるよなぁって
うつむいている色んなことがあったからって

忘れてはいけないしあわせも、ね、それで
もういいというのなら、それでもいいかな?






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