言葉の旅、「良い」のボタン/邦秋
の輪郭を象ってしまったりした言葉たちが、
未知の視界の景色を見せてくれる、
ゾクゾクする時間。
でも、
訪れた先にある言葉の羅列は
片想いの「君」への想いや忘れられない「君」への想いで
溢れて返っている。
きっと、この場にいる人たちのほとんどは、
恋に忙しいんだろう。
不幸なことにそんな言葉ではあまり心が動けない僕が、
稀にある胸を射る作品に出会えた時、
きっと、その機能が設けられた際に想定された以上の気持ちを込めて、
「良い」のボタンを押させていただくんだ。
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