チャイコフスキー「白鳥の湖」/日比津 開
びした魅惑的な踊り
白鳥たちのコールド・バレエ(群舞)
王子と悪魔ロッド・バルトとの戦い
人間の体でこれほど美しく豊かな表現が
できるものかと驚嘆、感激した
それと同時に、オーケストラが奏でる
チャイコフスキーの場面場面
情景を的確に映す音楽に魅了された
それ以来、僕は
交響曲第6番「悲愴」
交響曲第4番、5番
バイオリン協奏曲
ピアノ協奏曲
くるみ割り人形、眠りの森の美女
ーなどチャイコフスキーの名曲から
クラシック音楽の深淵な森に入り
レコード鑑賞、コンサート通いが
一番の楽しみとなった
残念ながら、いまは交響曲などの
チャイコフスキーの管弦楽を聴くことは
少なくなっている
しかし、「白鳥の湖」だけは別だ
どこかで公演があれば、少しくらい遠くても
観に行きたくなる
本当はモスクワのボリショイ劇場へ
観に行きたい
もう少し若かったら…
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