愛は惜しみなく奪わない/
こたきひろし
それでも甘味はましていく
いつしかおんなは体を持て余した
それでも
おんなの渋は抜けないままに
いつしか熟して落ちてしまった
そして
いつしか
腐って果てた
誰にも評価されない粗悪な詩を書いて
しまった。
私の真意は深意は、自分でも理解できま
せん。きっとまともに詩を書けなくなっ
いるからでしょう。その焦りからです。
ああ嫌だ嫌だ。
この救われない嘆きをなんとしよう。
次は頑張るか。
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