律動/葉leaf
 

個人のつつましい民主主義が疲労して
つま先から順に夏に攪拌されていく
暮らしの行き先など
だれも責任を持たずに今日も花市だ
詩は円環軌道で経営され
詩は競争優位のためにイノベーション
迫りくる銀河の端々につつかれて
大河の三万年の眠りはほどかれた
疲労こそが宇宙の法則であり
厳密な方程式で美しく追跡されている


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