秋が降り始める/
丘白月
華麗で柔らかな空気のおにぎり
陽の匂いが迷子のように
頬を睫毛をつかもうとする
漂う感覚が美味しいと思った
空から梢から風の隙間から
良かったと声が聞こえた
ありがとうと思った
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