それから/はだいろ
 

ベランダの枯れた朝顔を見ようとカーテンを開けたら、
雨の雫が電線に。
傘を持って出かけるのが億劫で、特にレコードを見るとき、
邪魔だよなあ、あ〜あ。と声が出る。


川上未映子の「夏物語」を、読みかけだったから、
(文學界を図書館で借りて夢中で読んだのだけど、
サイン付きの単行本をネットで注文してしまい、最後の2章を残して、
夏の初めから読みかけだったのだ)
今日の休みで読みきろうと決めていて、
この一週間、毎朝、ドトールで、仕事に行く前に、
頭から再読していた。

新宿のエクセで、雨の窓に照らされながら、本を読む。
それから、「火口のふたり」を武蔵野館で観る。
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